作詞:やっと気づいたこと

「こんなはずじゃなかった」と
夢への期待は簡単にひっくり返って
どこへ続くかも分からない道を歩いてる

「私の言葉は通じない
だから想いも届かない」って
ずっと一人だと思っていた
自分で自分を孤独にしていたんだね

沢山の人が無視して
通り過ぎていく中にも
愛してくれる人はちゃんと居たんだ
ゆがんで見えていた世界が
今 晴れ渡っていく

「やりたい事がやれない」と
明日への期待がだんだんと曇っていく
自分が誰かも分からない自分を生きてる

「私の願いが消されていく
もう 夢は叶わない」って
ずっと一人で泣いていた
私が夢に束縛されていたんだね

沢山の事を言われて
投げ出しそうになった時にも
見てくれている人はちゃんと居たんだ
頑なになっていた心が
今 解き放たれていく

作詞:選ばなかった方の道

他人と自分の現在を比べて
突き刺さる

僕にないものを持っているから?
それとも過去の自分を責めているのかな…

今まで 僕は何をしていたんだろう?
必死に生きて来たはずなのに
こうして眺めては
やり切れない想いを握りしめてる…

理想と自分の限界を比べて
落ち込んでいる

出来ない事ばかり数えて
わざと本当の自分を見ないようにしてた

今まで僕は何をして来たんだろう?
必死に問い掛けても 正解はない
だから もう辞めよう
やり切れない想いを 空に投げた

今 僕は確かに こうして生きてる
そして あなたがそこにいてくれる

僕は僕の道を歩んでいく

空へ 投げた想いよ
風に乗って 飛んでいけ

2014/10/3

作詞:美しき亡骸

忘れたい 忘れさせて
愛していたのは 遠い昔の話
今更 掘り返さないで
もう葬り去ったはずだったのに…

闇夜のカラス 姿を隠しながら
夢の残骸 埋めた墓に急ぐ
冷たい風が吹く まるで私に
行くなと囁いているみたい…

泥だらけになりながら 探し当てた
銀の十字架を装飾した 手作りの棺

錆び付いた鍵を こじ開けたら
残骸と呼ぶには美し過ぎる
あの頃の想いが溢れ出して
止まらなかった

忘れたい 忘れさせて
愛していたのは 遠い昔の話
今更 掘り返さないで
もう葬り去ったはずだったのに…

闇夜の月が 姿を現しながら
夢の残骸 更に輝かせる
追い風が吹く まるで一緒に
行こうと 煽っているみたい…

痛む傷跡を隠し 両手絡ませ
銀の十字架に祈り捧げた ほころびた棺

「誰かに見つけて欲しかった」
残骸が叫んで 泣き続けてる
あの頃の想いが溢れ出して
止められない

忘れたい 忘れられない
愛していたのは 本当の話だから
今更 掘り返したのは
貴方に会いたかった ただそれだけ…

2014/9/30

【新月ひかり】
ホラーっぽい詞ですが、
書いている本人にその意識は
ありませんでした。

作詞:奇跡

他の人なら簡単に出来る事が
僕には とても難しくて
自分だけが出来ないんだと思って
傷が深まる前に 逃げ出してしまう
そんな事のくり返しだった

僕の瞳に写るもの それは
僕の「不安」が生み出した
幻なのかもしれない

妄想が頭の中で現実となって
動けなくなる前に
ゆがんだ瞳で見るのは もうやめよう

誰もが通る道のり
そこには いろんな課題があって
それは人それぞれ違っていて
僕は僕の課題を乗り越える為に
生まれてきたのかもしれない

他の人なら簡単に出来る事が
僕には とても難しくて
自分だけが駄目なんだと思って
傷を深める前に 消え去ってしまう
そんな事のくり返しだった

僕の胸に刺さる痛み それは
僕の「過去」が生み出した
恐怖なのかもしれない

心の傷口から溢れ出てくるモノ
呑み込まれる前に
綺麗なものを汚すのは もうやめよう

誰もが通る道のり
そこには いろんな課題があって
それは人それぞれ違っていて
僕は僕の課題を乗り越える為に
生きているのかもしれない

当たり前の事が
当たり前に出来ない僕だけど
僕の「弱さ」が
あなたとの「出会い」を生んだなら
それを『奇跡』と呼んで

こんな僕でも何か出来た時
大切に大切にして
いつかあなたに見せたいんだ

2014/12/21

作詞:新たな命

遠い昔の景色なんて
誰も覚えていないけど
思い出は今でもちゃんと覚えてる

鮮明に… 汚れなく…

いつまで思い出の中で生きているの?
昔の私なら いつまでもここにいるって
言ったでしょう…

思い出が消えていくのが怖かったから

そんな私の前に あなたは突然現れた
闇に堕ちていく この手をつかんで
頑なに時間を止めていた心を
少し乱暴にこじ開けた

昔の恋なんて
きっと忘れてしまったでしょう?
それなのに今もずっと消えない

悲しいほど… 美しく…

いつまで過去の世界で生きているの?
昔の私なら いつまでも忘れないって
言ったでしょう…

面影が薄れていくのが嫌だったから

けれど私の前に あなたは突然現れた
孤独と泣いている この想いに触れて
頑なに時間を止めていた心を
少し乱暴に動かした

誰も愛してくれないと泣いていたけど
誰も愛さないとしていたのは私だった

あなたと出会って知った
この歪んだ瞳が
全てを黒く染めていた事を

突然現れて… 少し乱暴に…

あなたは 私に
新たな命を吹き込んでくれた

2014/12/31

作詞:ある日 突然

外に出る事も出来なくなって
誰かと会うのも嫌で
そのくせ ひとりじゃ寂しくて
胸が苦しくなる

こんな私の事を 人は
ただの怠け者と呼ぶだろうか?

走り続けた日々を思い出す
ある日 突然倒れてしまった
涙 溢れて止まらない
それでも小さな優しさが私を待ってた
恐れずに 今 受け入れたい

外に出る事が怖くなって
誰かと話すのも傷付く
そのくせ ひとりじゃ生きていけない
胸が張り裂けそう

こんな私の事を 人は
ただの臆病者と言うだろうか?

駆け抜けた時間を思い出す
あの日 突然倒れてしまった
涙 溢れて止まらない
それでも小さな幸せが私を待ってた
拒まずに 今 受け入れたい

2014/4/6

作詞:私の中の子ども

もっと見て欲しかった
もっと構って欲しかった
あなたは大丈夫だからって
本当は大丈夫なんかじゃなかった

心の中に小さな子どもの私が
今も泣いていて 時々溢れ出しては
どうしようもなく弱くなる

誰に この想いを話せばいい?
こんな私のままじゃ どこにも行けない

ずっと悲しかった
ずっと気付いて欲しかった
けれど みんな過ぎ去っていく
まるで私なんか いないみたいに

私の中の小さな子どもの私を
押し殺すけど 時々暴れ出しては
どうしようもなく崩れてく

誰が この苦しみを解ると言うのだろう?
こんな私のままじゃ 誰にも会えない

ずっと探してる
早く見つけて欲しいよ
けれど臆病が また顔を出しては
風に吹かれていく

もっと見て欲しかった
もっと構って欲しかった
あなたは大丈夫だからって
今でも大丈夫なんかじゃないよ

2014/4/3