薄紫の 花を 目が食べ 目覚めたとき
その直後も 草を食むように 咀嚼しつづける 夢見の歯車
ふと遠い日のすももの果実 熟れて柔らかに割れ したたって染みる 濃い赤紫の汁を見る此の時
いつも鮮度よし 頭蓋の割れ目のギザギザが 咀嚼して したたる汁の鮮やかさ
Posted by 中崎シホ on 9月 26th, 2011 and is filed under 詩.
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