169 闇と光のあいだ

反自然的な

うつろな眠り


夜明けのまどろみ

夢ははかなく


消え入る夕暮れ

たどる空


目が冴え始める

宵の覚醒


明から暗へ

かつ暗から明へ


その境目に

くいこむ痛み


時間はうつろい

次元をまたぐ


そして

死生もまた

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