苦にあって
自らむく歯が
立たなければ
甘んじることも
手のひとつ
そしてその
甘さを突きつめ
ギリギリで
苦みにへでさえ
変換する
姿勢をかえて
態度をかえて
甘さは転じて
苦くもあること
ふたつは
背反
するでもなし
甘い汁を
吸いつくすも
苦い粒を
噛みつぶすも
ある意
ある味
身体の
神経系の
電位の疾走
Posted by 中崎シホ on 12月 2nd, 2019 and is filed under 詩.
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