何もしないのに 疲れきって 眠る夜
見る夢にさえ 疲れをおぼえる
激しく湧出した 夢見はもはや 余韻のような 残滓のみ
やせた土 うすい大気 すけて見える 時間の壁
疲れた金属のような 硬くももろい 心象の 崩れゆきそうな世界
心身の 最期が兆すと 明晰な 夢が 疲弊していく
Posted by 中崎シホ on 2月 6th, 2015 and is filed under 詩.
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