視界も 音もなく 匂いも 味もなく
固い枕と 軽い布団の 身に触れることだけに 意が集中する
意するところ 過去未来はなく 今現在の 一瞬一瞬
間隙なき 感覚 機械的な 器官
眼耳鼻舌身意 生きる実相 六根 六つ目の
意とは何か 脳か 胃の血か 心臓か
その自らの身を 裡返し 広げて晒して 血を乾かす
Posted by 中崎シホ on 1月 8th, 2015 and is filed under 詩.
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