天も地も 親しみあう闇 眠りも覚醒も 溶けあう夜更け
空と森と土たちの 交わる全体性 流れるように 循環する
暗黒の空の下 森の樹々は眼を閉じている 樹々の足元で しだが歯をきしらせている しだの足元で こけは地面にささやいている その地面のずっとずっと奥深く 亡霊や悪夢たちが いんぎんにひそやかに 破壊の舞いを踊りつづける 地下流の渦は ごうごうと音をたて 暗黒の空にも昇る勢い
Posted by 中崎シホ on 11月 10th, 2012 and is filed under 詩.
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