真昼の陽を 全身に浴び 蒸発しそうな 夏でした
夜中の闇を 吸い込み続けて 窒息しそうな 夏でした
☆
夜明けの空は天高く 苦しまぎれに 起き続けていた 朝でした
夜更けを導く 斜陽へ必至の 朝日を見ている 朝でした
ひと夏きりの 陣は背水 生きながらえて 命からがら
ひと朝ごとに あらたまる 思いきっての 自分狩り
Posted by 中崎シホ on 8月 21st, 2015 and is filed under 詩.
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