眠りからとけると 部屋はあいかわらず 自分色に汚れた壁床
今日こそ外へ 世界を捉えにゆこう 風に晒されにゆこう
くるまるシーツをはがし 自己臭に鈍った嗅覚でさえ 感じる匂いをかぎにゆこう
息するだけで困難な 生きにくさのまま 立ってみよう
夢のリアリティにとりつかれ 現実との接点を失った この身体を動かそう
道を歩いて日を浴びて 生きる身として 生き得るまで
Posted by 中崎シホ on 1月 25th, 2012 and is filed under 詩.
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