僕が
僕たる
僕の自我
なんて
要らない
知らない
くだらない
世界は仮りもの
あるいは
僕のつくった
僕だけのまぼろし
暗黙の気付きに
従って
ほんとうのことに
気付かないふり
ゆらぐ客観
ひそむ異界
ある道端では
暗示が落ちてる
行く先々では
合図と出会う
しかしながら
世界の本意は
くみとりがたく
畏怖を抱いて
途方にくれる
Posted by 中崎シホ on 7月 1st, 2021 and is filed under 詩.
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