異次元の僕へ
傷んでいるなら
助けを求めて
異世界ながらも
僕にも傷みが
伝わってくる
目覚めるたびの
疲労感
覚醒とともに
心象はうすまりゆきつつ
次元をまたいだ
眠りからの生還
息苦しさと
震えにおそわれ
命からがら
起きあがる
異界の無数の
僕の一人が
傷つき
失われても
次元のパラレルのうち
僕は生きてる
そしてこの僕が死んでも
無数の僕らは
生きるだろう
Posted by 中崎シホ on 7月 3rd, 2018 and is filed under 詩.
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