創作活動に取り組む人へ―コミティア参加の報告と今後(10)

05.02.14 / コミティア, 創作活動 / Author:

2月2日、東京ビッグサイトで開かれているコミティアという創作品の発表・展示・即売会に参加しました。
出展者は3000以上の個人や小さなサークルです。不登校情報センターはこれまで重ねてきた創作活動の成果である15点の作品を出展し7種類15冊が売れました。収支はまだ赤字ですが、この意味は大きなものがあります。次回5月にも参加します。創作活動をしている人に参加の準備を呼びかけします。

コミティアに参加して考えたこと、報告をしたいことは多くあります。不登校情報センター・HPの中に「あゆみ書店と製本教室はじっこ」という新しいブログを立ち上げました。参考にしてください。

次回5月5日のコミテイアに参加します。創作活動をする人にはコミティアは参加する意味があります。その活用の意味も限界も考えた末での結論です。創作品は商品化し出品しなければ、コミティア参加は関心を持つ購買者以上にすすめません。商品化は創作とは別の発想がいるかもしれませんが、そこは協力します。もちろん何でもできるわけではありませんが、可能な道はあります。

文芸系(小説・エッセイ)、美術系(マンガ・ポストカード)、音楽系(CDにする)、手芸系(衣類・小物など)、その他いろんなものが出展されていました。
「製本教室はじっこ」というメンバー不定の集まりが不登校情報センター内にできつつあります。そこで作品集などのまとめをします。それ以前に各自が作品作りに取り組む、それをどうするのかを考えるところが相談になります。

コミティアでは、卒業論文『少女まんがに描かれた母親像』も売れました! 会場で「沖縄生物見聞録」という研究であり事典になっている冊子を入手しました(B6版30ページ、100円)。ジャンルは広がります。個人で取り組むと壁は高いですが、作者がふえ作品が多くなると壁は低くなります。

私の手元には太田勝己くんの遺作が大量にあります。次回までにこれを出展できる形にしようと考えています。マンガ集とRainを中心とする絵画作品集です。
不登校情報センターの創作展に出展した人、創作活動をしている人からの連絡を待っています。一緒に参加しませんか。移転しましたので新しい事務所に連絡をください。
(まつだたけみ)

Comments: 0

Leave a Reply

« | »