平成13年1月5日の朝日新聞を見て、大変驚いたのです。
薬で治らない心療内科に通う人達が医師の薦めで北海道旭川市郊外の牧場にやってきて、しばらく滞在した後に社会復帰していくというのです。
精神科に通う患者に薬を出すのは日本だけのようで、勇気のある医師がいるものだと感心しているのです。
人間関係や仕事等がいやになったら、だれも知っている人がいない世界にしばらくの間だけでも身を置いてみるのも必要と思っています。
僕は札幌市内の私立高校3年の時に、家出して上京したのです。勉強はできないし友達はいないし、農業の手伝いもいやだったのです。
父親はガンコで話をしても理解してくれないと思ったのです。とても貧乏だったので、お金が欲しくて働いてみたかったのです。
初めての仕事先の寮は大部屋で人間関係は大変でしたが、休日も夜も働きました。お陰でお金もたまり気持ちに余裕が出てきました。
又、勉強したくなって大学入学資格検定試験を受けたのです。6年もかかりましたが、合格したのです。
おもしろくなって宅地建物取引主任者を受けました。独学でしたが、3年目で合格したのです。
生きる自信がついたので実家に戻ってみると、父親はガンの為に余命3ヶ月だったのです。朝早くから夜遅くまで畑仕事をしていて元気だったのに信じられなかったのです。
治る方法はないものか、又病気にならない方法はないものかと考えたりしました。
そんな時に旭川市郊外の牧場の記事を見つけたのです。
医師にならなくても僕にできる事はあると思ったのです。
それは悩みある人の話を聞いたり、一緒に自然の中を散策したり、健康的な食事を提供したりする事です。その中で楽しくおしゃべりするのには自信があります。
これまでの失敗の数々を語ると大笑いされますが、つられて僕も大笑いしてしまいます。笑うと気持ちがスッキリして食欲が湧いてきて元気も出てくるのです。
子供の頃は内気で人と話すのはにが手でしたが、多くの人と接しているうちに慣れたようです。
僕は現在「野草の青汁」の研究をしています。生命力の強い野草は病気に対して強いのではないかと思ったのです。
最近はアレルギーやアトピーの人が増えてきています。
野菜や加工品には農薬が多く入っているせいだと思っています。
都会生活の長い姉達にはそういう症状は全くありません。子供の頃は自然の中で育ったせいかもしれません。
今秋にはきのこ祭を、来春には山菜祭を行って野草の良さをPRしていこうと思っています。
興味のある方がいましたら、お便りください。
お持ちしています。