(89)『天才テレビ君を見て』

1月 3rd, 2010

 毎日、教育テレビで夕方頃に放送をしている小・中学生が対象となる番組を見ていると、ふと、忘れかけている愛しさや儚さ、又は若さにおける尊さを思う。
 まだまだ、人間を枯れて行くには早すぎる程の年若き青い瞳をした少年少女達。
 大人へと成長をする前に、今である現在の年頃でいる時にこそ、最も輝いて生きるべきだと思えてくる。
 自分が今どうあるべきなのか、大人になってからの将来へのことを頑に考えるよりも、今現在である年頃でいる時が最も重要な時期に思う。
 少子化である現在、少しでも子どもたちには多くに育ってほしいものである。
 そして彼らがある程度に成人を迎えた大人としての年齢に達した時には、「引きこもる若者」や「ニート」などのような社会にしてはならない。
 実に、無責任な言い方であるかもしれないが、いい歳をして全うな社会へと適応していかれない駄目な奴として、自分よりも若い世代を心ひそかにも応援をしたい。

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