(86)『不条理だらけの世の中』

12月 3rd, 2009

 一旦、ふと思いとどまり、何かを考え直す必要がある。
 欲望を持っていることは悪くはないかもしれないが、深く欲を抱いてしまうと、どこかで落とし穴へと直面をしてしまう場合がある。
 人間には、多少なりとも欲を持っていて当然ではあるかもしれない。
 それ程に生きる意欲が多くはない自分として、現在へと至るまでにも何とか生き伸びている。
 勉強や学力におけるものでも、それなりの意欲が必要になる。
 また、食べ物でも肉類を好む人間ほど、欲の強いような人間が多い。
 長生きがしたいと欲を強く持てば、百歳を過ぎるまでに生き伸びてしまうかもしれない。
 しかし、長生きをすることが、一概によい訳ではなく思える。
 話題は少し元へと戻り、欲がある人間ほど、社会の中で要領をよく生き伸びていかれるものであるように思う。
 いつでも切実でいることが、必ずや救われる訳ではない気がする。
 誠実で真面目ないい子ほど、ある意味では狙われやすく、様々と報道である卑劣な犯罪での被害へと出くわしてしまう事件がよくあるものだ。

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