ただでさえ、職に就くことが困難である現在での状況の中で、派遣切りが相次いでは失業者が増える一方である。
他にも、倒産をする企業等も増え続けている。一体、日本の高度経済成長期だった時は、どこへと消えてしまったものであろうか。
もしかしたら、日本も発展途上国化をして来ている時へと、少しずつ近づいているかもしれない。
毎日、夜になると一日一日が過ぎて行く度に、自分が少しずつ年を老うことが何となく怖いように思えてしまう。
しかし、時が経ってしまうのはどうにもならない。
少し前での時に、「引きこもりブーム」が一時だけかなりにも話題になっていた時が過ぎ、その後での「ニート」のほうも過ぎ去ろうとしている。
まさに今では、お先が見えない不安定であるかのような、バブル崩壊時期での真っ直中のようでもある。
『人間高度成長時代』などと言っていた世代を思うと、現在での日本がこれまでに不況に陥ってしまっていることからしてみれば、それまでの間に高度成長をしたがる人間が多くにいすぎた結果、今このようにして不況となってしまったのでは。
必ずしもそうは言い切れないだろうが、人間、自分が人よりも高い願望を持ってしまうと、時に不当な手段を使ったり、又は自分が最も正しく偉い人間であるかのようにも、人一倍に押し上った天狗と浸ってしまうこともあるらしい。
それは場合によっては、とても怖いものである。
何事においても、よく慎重に考えてみたら、常に不安や恐怖に思うことなども、多少なりとは心の中に把握をする必要がある。
格好ばかりを気にする前に、誰よりも内面においてでは自分が醜いと思っている。