(112)『ただ、文集を書いていても・・・』

12月 3rd, 2010

 又も、様々な社会における物事におき、現実逃避をしたくなってきた。
 今のままではいけないとは常に心に言い聞かせてはいても、やはり、そのままにして日々あっけなくも過ぎてしまう。
 どうにかしなければいけないなどと言っても、全ては時の経過でもあり、何でも時効となって忘れてしまうもの。
 しかし、決して忘れられないような事もある。
 ずっと迷ってばかりいても、何かに気後れをしていても、全て駄目な訳ではない。
 割り切ってしまえなくてもいい。
 全てどうしようもない程な、ろくでなしなお馬鹿さんでいい。
 信じられない程なお馬鹿さんのように、表向きを見せかけていても、心の底では何かに悩んでいる。
 いつか自分が悩み叫んでいたような事が、それとなく笑い話であったかのように思える時が来てしまった時こそが、本当に悲しく哀れな時になるかもしれない。

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