(106)『暑い時期には心も熱く』

8月 1st, 2010

 まだ自分が見えては来ない。
 現在に自分が置かれている境遇におき、決して不満がない訳ではない。
 全てに、納得など出来るものではない。
 ただ何もあてのなしに、文集を書く事だけが、自ら人生における全てではないかのように思えてきた、今日この頃での七月初頭。
 もっと忘れてはならないものが、他にもあるはずなのだ。
 そう自分の中にいる、もう一人の自分がつぶやきかけている。
 今は疎遠と砕け散ってしまったかのような、あの時での友情など。
 
 決して僕は、平和に生きている訳ではない。
 そう振る舞ってはいても。
 夏となって、気持ちの上において正念場が近づいてきたようだ。
 暑さに負けてはいけない、その思いと同時に自らの心も熱くなれ。
 僕は、全く一人ぼっちで生きてる訳ではない。
 何があっても、自分に負けるな。
 もう駄目だと思っても、負けを認める事があっても、最後に自分をも捨てたりするな。

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