まだ自分が見えては来ない。
現在に自分が置かれている境遇におき、決して不満がない訳ではない。
全てに、納得など出来るものではない。
ただ何もあてのなしに、文集を書く事だけが、自ら人生における全てではないかのように思えてきた、今日この頃での七月初頭。
もっと忘れてはならないものが、他にもあるはずなのだ。
そう自分の中にいる、もう一人の自分がつぶやきかけている。
今は疎遠と砕け散ってしまったかのような、あの時での友情など。
決して僕は、平和に生きている訳ではない。
そう振る舞ってはいても。
夏となって、気持ちの上において正念場が近づいてきたようだ。
暑さに負けてはいけない、その思いと同時に自らの心も熱くなれ。
僕は、全く一人ぼっちで生きてる訳ではない。
何があっても、自分に負けるな。
もう駄目だと思っても、負けを認める事があっても、最後に自分をも捨てたりするな。