月曜日、久しぶりにCくんが来ました。
Cくんは実況の動画配信をして2年以上になります。その話を聞かせてもらいました。
動画は生放送で、見る人は数人でほとんどが男性。親しくなった人もいるし、会った人もいます。
初めのうちは自分の言いたいことを言っていたのです。配信中に画面に書かれたコメントが流れます。それを読んでいると、自分がどうみられているのかを感じ始めます。外から見た自分です。これは自分を理解していく方法になると感じるそうです。この時点で嫌になる人もいそうです。
いまではCくんにとって動画の生放送はやめられないといいます。これによって収入は得られません。しかし、続けてきて外から見た自分や自分を理解する方法という得られるものが出てきました。これからどうなるかはわからないけど楽しみはできたのです。
Cくんが言ったのではありませんが、これはCくんの生きていく意味かもしれません。私から少しお願いをしました。引きこもっている人と接点を持ちたいのに手段がない。不登校情報センターでも松田武己でもいいから、動画のなかで話してみてくれないか。視聴する1%に届けば接点を持つ手掛かりになるかもしれません。