先日のことです。
電車に乗ったら通路を挟んで向こう側の席に斜視の人がいました。
40代ぐらいの男性です。
右目の外斜視です(私は左目の外斜視です)。
外斜視の方が内斜視よりも目につきやすいのです(多くの場合です)。
たぶん相手も私の斜視に気づいたと思います。
一瞬目が合った(?)気がしました。
同じ乗り換え駅で電車を降りることになったので、声をかけようと…。
しかし、ハタっと気づいてやめました。
そういえば今年になって斜視の会を開いていないからです。
ここで声をかけてもその場限りになりそうです。
今年になって集まる機会を呼びかけなかったのは、忙しいだけではありません。
私のなかの宿題として、「学校で使える(使ってもらえる)斜視の子どもへの対応マニュアル」を作成する下準備ができていないのです。
昨年は、斜視によるいろいろな不都合を経験談として話し合いました。
これを繰り返すだけでも意味があるかもしれませんが、いまいち気が乗らないのも事実です。
あまり効果を求めると今回のように偶然に出会う斜視の人に声をかけるチャンスを失うことにもなります。
それがやや残念でした。