『少女まんがに描かれた母親像』と『ひきこもり国語辞典』を増刷

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事情があり自作本の制作に週末の時間をとりました。
あゆみ書店発行の2冊、『少女まんがに描かれた母親像』と『ひきこもり国語辞典』を増刷中です。
月曜日までかかります。
版下は以前につくっています。コピー機を使いこれを両面印刷します。
印刷した紙を折り、ページをそろえて並べる。これが帳合です。
表紙をつけてホチキスで止め、製本テープをつける。これが製本です。

宮本常一は『日本庶民生活誌』でこういっています。
「ほとんど刃物を使用しない」軟質文化、「刃物を利用して制作する」硬質文化にわけ、「日本の民衆の家庭は軟質文化の工場であり、家庭はそういうものを制作することによって成り立っていた」。
前者は手芸品、後者は工芸品に代表されますが、分類方法は少し違うみたいです。
山田盛太郎の『日本資本主義分析』のなかにこういうのを見つけました。
Jammerhohlen(ヤンマーへーレン、惨苦の芽屋)=主に農業生産者の生計補充用副業。

現代でいえばSOHOが宮本常一や山田盛太郎の家内作業かもしれません。
私の自作本製作は、その規模も頻度もそのレベルではありません。
生計補充用にははるかに遠く気分転換の趣味です。収支が赤字でないのは奇跡でしょう。
読者の皆さんにも好きなことを続けることを勧めます。
ユーチューバーにならなくたって好きならやればいいのです。
あゆみ書店 http://ur0.link/KXnY

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