フューチャーセッションIORIの準備会に参加

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「業界新聞から地道な宝探しをする人を募集」(4日)と書いた「ひきこもり・不登校の周辺ニュース」記事を探す企画を、「ひきこもりニュース通信員」の案内文にまとめてある会合に出かけました(7日)。この集まりはフューチャーセッションIORIの準備会(正式名は忘れました)。話してみてこの提案は取り下げました。
教えられることは多くありました。2点だけを書きましょう。
提案したのは、次回12月のIORIで設定するテーブルテーマ(分科会)の候補です。テーブルテーマは基本的に参加者がフランクに話し合えるものがいいわけです。「ひきこもりニュース通信員」はそれには該当しません。企画内容の変更はあるとしても、説明会的にならざるをえないからです。提案としては一歩引いて、「ニュースが好きな人がニュースの読み方・集め方を話し合う」…それがテーマとして落ち着くかどうかは別ですが、そんな感じになるでしょう。
この日決まったテーマは、「生活リズムがメチャクチャ」「ドリームアップ」「発達障害・発達紹介」などです。以前からある「はじめてのIORI」も続きます。
フューチャーセッションIORIが強力に存続しているのは、このようなテーマ設定、それを支えるテーブルオーナー(だいたいが発案者)、ファシリテータ―(司会役?)などがそろっている、などによると思います。
もう1点は、不登校情報センターの居場所との対比です。以前は多数の人が集まっていました。10年以上も前の状況ですがこのような下準備はなく、恒常的なスタッフはおらず、当事者は毎日集まっていました。そういうなかで自然成長的に仲間グループ、サークル、パソコン同好グループが生まれました。パソコングループに提案して学校・支援団体を紹介するサイト作業が始まったのです。いくつかの変遷があって今日の居場所ワークになりました。
フューチャーセッションIORIもおそらく独自の変遷をたどるでしょう。それは必ずしも仕事的なものとは限らず、社会運動的なもの、生活共同体的なものかもしれません。いろいろな団体が行き通うプラットホームかもしれません。方向はどうであっても、不登校情報センターがたどった経過とは違い、それぞれの時期に集団的に検討されていくものと予測できます。注目に値すると思いました。

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