通信制高校の新しい傾向

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この25年間の通信制高校の質と量の変化には大きなものがあります。
不登校生や中退生を積極的に受け入れることによって、それまでの通信制高校とは大きく変わりました。特に広域通信制高校(82校ある)はその中でも大きな役割を持っています。
通信制高校の数も3倍ぐらいに増えましたし、その周辺にある学習センターやサポート校を入れると千校を超えると考えられます。
その一方では旧来型の通信制高校のいくつかが姿を消しました。
もうひとつ新しい傾向があります。通信制高校が不登校生や中退生の受け入れに限らない性格を持ってきている点です。
数年前にある通信制高校から、不登校情報センターのサイトから削除してほしいという依頼がきました。それまでは通信制高校は不登校生の受け入れ先として先方から個別の紹介情報がない場合も、都県単位のところには学校名と所在地や電話番号だけは掲載していました。申し出はこの掲載の取り下げでした。
同じ事態が続出とはいえませんがその後もいくつかありますし、各校の個別紹介の情報提供があまり増えない理由とも考えられます。
その1つの理解のしかたはこうです。不登校生や中退生の受け入れに限らない通信制高校の方向を意図的にめざすものです。以前はスポーツや芸能活動をする生徒の受け皿的なものかと考えていたのですが、さらに一般的な生徒を受け入れようとしているように感じられます。高校卒業資格の取得という目標を超えて、大学進学を目標とする通信制高校もすでに生まれています。
もちろんこの動きは通信制高校の動きの中ではわずかなレベルだと思います。しかし、時の経過とともに大きくなっていくと予感します。

〔通信制高校群の拡大と広域通信制高校=2014年4月16日〕
http://www.futoko.info/…/%E9%80%9A%E4%BF%A1%E5%88%B6%E9%AB…/

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