引きこもりから社会参加への地味なプログラムを書く

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え“ーっ、事務作業グループのこまごました内容を書くことが多くなって、しらけている人もいると思います。なぜそんなことを書くのか、少しだけ理由を述べましょう。
書くことがない? いえいえ違います(それもあったかもしれないですが)。

第一は、引きこもりからの社会参加、そのベースの人間関係の練習場面の「プログラム」の内容を見せようとしているのです。かっこいいものとはいえません。おもしろくもなければわかりやすくもない。プログラムとはいえ訓練というほどの外形は取りません。一斉に取り掛かるといえばそうかもしれませんが、かなり不ぞろい、しかもそれでいい。そういう様子をここに表したかったのです。成功した表現にはなっていませんが…。
脚光を浴びるものであっても、地味な作業が伴わないものは本物ではありません。これは私の信念みたいなものです。地味な作業は表に出にくいです。まぁ、脚光は浴びてはいないのですが、それはこの際、どうでもいいことです。

第二の理由もあります。作業マニュアルを文章にしています。そういうものがないと伝えられないことがはっきりしてきたからです。これまでも作業手順をメモ書きしていました。頭の中にはその数十倍のメモ書きがあります。
事務作業グループができてちょうど1年です。その間に少しずつ手順や要領を伝えてきたのですが、それらを文章にすること、そのうえで実際に取り組みながら話しことばで補足すること、それを場面が変わるごとに繰り返します。それにより伝えられる可能性が広がりました。私が伝えられるということはメンバーが受けとめられること、すなわち出来るようになることです。だからこれは社会参加のプログラムになります。

“やってみて、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は育たず”
ある先人のことばです。これに私の経験を加味したものといえるでしょうか。社会参加プログラムを実施する具体的な様子を、可能な範囲で書いているわけです。内容が地味で退屈かもしれません。何かをしようとするときに参考になるかもしれません。
第三の理由もありそうですが、まぁこのあたりにしておきます。

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