浅香唯のセシルを口づさむ

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パソコンの前で何やら口づさんでいたようです。
横で寝ていたMさんが「浅香唯を歌っている!」とちょっと驚いたように起き上がりました。アイドル歌手と松田武己に接点を探すのは確かに珍しすぎます。
それで自分がセシルを歌っていたのに気づきました。以前にカラオケで歌ったこともあります。
この歌を聴いたのは20年以上も前です。「人は大人になるたび弱くなるよね」というフレーズが気に入って、それでうろ覚えにした記憶があります。カラオケで偶然見つけてそれで初めて歌詞の全体をみました。
アニメ「魔女の宅急便」でも、思春期に差しかかった少女が自分の力で飛ぶまでの過程を描いています。「人は大人になるたび弱くなる」のですが、魔女は自分で飛ぶ力を身につけていき、それをアニメの物語にしたのです。魔女が自力で飛べるようになるきっかけは友達でした。セシルの歌詞は「友達以上の愛をさがす」とつづきます。ここがやや女性らしい自立の方向かもしれません。作詞家の麻生圭子さんの感性がさがし、つきとめたものでしょう。
今回、改めてYouTubeでそれを聞きました。当時(現在もですが)はあまりテレビを見ていなかったので浅香唯というアイドルをはじめてみた気がします。

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