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引きこもりの相談を続けるなかで、事務所に来ていただいて相談をする日時の調整が難しいと思うことがあります。私が「自宅か近所まで出かけて話を聞きますよ」というと、エッという感じで日時を具体化しやすくなります。
引きこもりの高年齢化により相談に来られる親の年齢も高くなりました。親は仕事を退職していることが多いので時間調整はできやすいように思うのですが、難しい点がいくつかあります。
（１）比較的遠方からの相談が増えています。
（２）親の行動範囲が限られ狭くなっていると感じられます。
（３）私から御両親がそろっている相談にしたいと要望しています。
これらの事情があると推測しますが、（３）の点は絶対的なものではありません。
それでも訪問相談するというのは、相談になる条件を下げることになります。
相談場所を自宅にしづらいときがあり、躊躇の理由になります。近所の公共施設や喫茶店のようなところでもいいと思います。当事者が自宅への訪問を拒否することは珍しくありませんので、この方法は重要です。
料金は相談料5000円＋交通費です。