大人の引きこもりを考える教室(14日午後)は、参加者が少なく10人以下です。
今回は予定のレジュメ「仕事についたときに感じる体が動かない」をごく簡単にすませて「肯定面を見つけ認識する工夫」を主な講義報告にしました(11日のもの)。
この視点からの交流と参加した親の話しの実例を見ていく機会になりました。
自分なりにはこれまで以上にスタンスが明瞭にできたものと思います。
今後の親の相談では「生育歴」を書いていただき、よく見ていこうと思いました。
自分が自分の成育歴(?)を自己評価する方法にマインドマップというものがあるようです。これについてはよく知りません。少し調べた上で、親が引きこもりになった子どもの“マインドマップ的な成育歴”を書いていく作業を試みるものになります。これは「肯定面を見つけ認識する」の手段に相当するでしょう。定式化できるかもしれません。
今日は白紙を渡し、次回までに生育歴を書いてくることを宿題にしました。それを見ながら可能ならば定式化に向けたものを考える予定です。
生育歴に書いてほしいのは、たぶん次の3面があります。
保育を含む学校経験、職歴、受験、資格試験など。
特徴的な身体状況(アレルギー、受診・入院)、行動・行為(いじめ、暴力、逃走など)。
興味関心・よくしていること(ゲーム、パソコン、テレビ、料理、絵描き等)。
これらに関することを生育歴として経年的にまとめることです。
この教室で考えることになったもうひとつは「主夫業」(男の家事労働)です。もう少し高く評価してもいいかもしれません。今後の検討事項です。