5月13日(第2日曜日)から「大人の引きこもりを考える教室」を始めます。
大まかな意図は4月5日に、参加の呼びかけは4月9日に書きました。
重複もありますがもう少し細目(一部変更)をお伝えします。
原則として毎月第2日曜日の午後1時から3時まで。
はじめに松田が講義要綱に基づき30~40分のレクチャーをします。
レクチャーの後、質疑を行いますが、できるだけ意見交流の形にします。
3時の終了の後、親の方を対象に個別の相談時間を持ちます。
10回ぐらいの年間テーマを予定しますが、まず3回の予定をお知らせします。途中で変更もありうることにします。
第1回(5月13日)は親子・家族関係です。父と子、母と子の関係、家族の中の子どもの成長、子どもから大人への成長の過程など主に“大人以前”を話します。
第2回(6月10日)は人間関係です。友人の発見、内向的な気質、自我意識、いじめの影響など「大人の引きこもり」状態の人が持つ、心的な内面状態を話します。
第3回(7月8日)は、引きこもりからの対人関係づくり。人とのつながるとき何が生まれるのか、居場所での修行・葛藤、作業・ゲームなどの仲介の役割などを話します。
テーマは違うように見えてもいろいろなことは相互につながりますので、質疑や意見交流ではその日のテーマにとらわれず話し合います。
テーマには訪問(アウトリーチ)、年齢差の大きい人との関係づくり、一般社会人との関係づくり、同世代復帰の重要性、仕事探しの経験、趣味を生かし趣味を収入にすること、仕事についてから何を経験するのか、個人差と特異性を生かすこと…など多様です。
家族との関係は切っても切れません。家族は延々と子どもの引きこもり状態に付き合います。そのなかでも気分転換、危機意識、一人暮らしの勧め、親同士や支援者との関係を通して子どもの何を見つけるのかを学ぶ…そういうことを経験や実例を紹介しながら話し、学びます。
参加費は1回500円、当事者は無料です。当事者はなるべく会員になってほしいところですが、参加条件にはしていません。
参加申込みは、メール(open@futoko.co.jp)、FAX(03-3654-0979)などによりお願いします。問い合わせも受付中です。