事務所から数十メートルのところに、以前に事務所=活動拠点として使わせていただいた第一高等学院の4階の建物があります。
いまは倉庫として使われていて、ほとんどが留守状態です。
建物の道路沿いに狭いプランター状ともいえる植え込みがあります。
小さな木や草が生えています。去年の強風があった後で前を通ったとき細い木が通路側に折れていました。
そのときはそれを避けるように通り過ぎました。
今日の朝、雪が少し残る道を歩いて、その道の前を通りました。
建物の横に住むお宅のおじさんが、その植え込みを掃除していました。
おじさんの足元には短く折りそろえた木の枝や草が結束されています。
たぶんあの強風のときの折れ木もこうして整理されたのでしょう。
空き家になった倉庫もこうして周囲に住む人により、周辺が片付けられていることを知りました。
昔からつづく地域のいいところです。
私のところは少し離れてはいるのですが、このおじさんに少し申し訳ない気持ちになりました。
少なくとも通りかかったときには様子を見て、何かあれば手を出してもいいのではないかと感じたところです。