訪問サポートを考える会を終えて

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11月27日の訪問サポートを考えてみる会は参加者3組4名でした。
いろんな面の質問が出ました。印象的なことは、訪問サポートに期待はある、それしか考えられないけれども、同時にうまくいくのか、大丈夫なのかという不安と心配もあるということです。

それらについては訪問サポート部門トカネットで応えているのでここでは省略します。
私がより強く感じたことは、訪問サポートを始めるまでに準備が必要なことです。親と引きこもっている子どもの間に通常に近い会話がない、子どもは誰かが外から尋ねてくるのを拒否すると予感できる、親が相談機関に行っていることを話せる関係ではない…そういう状態のときには、訪問ではなく別にすることがあるのです。
不登校や引きこもりの子どもにとっての環境づくりといえるでしょう。親がどうするのか知ることが必要です。正しい唯一の方法はありません。支援者と親同士がいろいろな経験を情報交換するのです。そういう過程も少なからず時間を要します。
そうすると親の振る舞いや言葉遣いが徐々に変わります。それに遅れて子どもも少し変化を見せます。そのあとに訪問サポ-トが現実の課題になります。それだけで訪問サポートの過程はなくとも子どもは動き出していくことさえあります。
「訪問サポートを考えてみる会」を継続し、意見交流できるのが望ましい、これが今回の結論です。

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