「敵対心・憎悪…癒えぬ心の傷」を見出しにする「産経新聞」10月5日号が届きました。
取材先の意見で紹介されているのは、不登校情報センター・松田武己のほかは、リーラの市川乙充さん、法政大学の尾木直樹さんです。文科省がいじめ後遺症を調査するのに関連した記事になります。
私の取材を受けた内容の一部が引用されていることになります。このような場合、ほとんどいつも話したことと引用されていることにズレを感じるものです。取材を受けた経験のある人なら多くが経験することでしょう。それを前提に取材を受けている面もありますし、それにより自分の考えや取り組んでいることの意味がわかることもあります。
今回は、「敵対心・憎悪…」という程度の強いことが引用されました。いじめられた人にとり「対人恐怖」が定着させられる点の影響が広いのですが、記者が選んだのは影響が深刻な程度になるほうです。しかし、私が話した範囲のことを限られた文字数の中では的確に表現されているという印象を持ちました。