引きこもり後を考える会の第2回の集まりができました。
参加者は松田を含めて男性7人。実質3時間の内容のある意見交換の場になりました。
どういう方向にこの会が進むのかは、まだ確定はしません。呼びかけの岡田くんの仮テーマ「戦略的引きこもり~引きこもり後をどうサバイバルするか」が、必ずしも的外れでないことは確かです。
ここでは公式の記録ではなく、松田が実感したことを並べて見ます。
全体に仕事に就くあたりの苦心、苦労、条件はそれぞれでした。フルタイムであるなしにかかわらず共通する部分はあると思います。
今回はその一方で、将来において就職とは別の収入になる取り組みを考えていることがいくつか出されました。就職の形でズーッといくことの重苦しさから抜け出す算段ということでしょう。自営業やSOHOの取り組みになります。
私からは情報センターのウェブサイト運営に向かう取り組みの現状、それよりはまたはるかに遠い位置にある創作活動とネットショップの見込みを少し紹介しました。自営業やSOHOという起業に関する取り組みの報告です。
出席者からは、やはりネットを使うものとともに整体を習いそれを生かしたいという話がありました。それを聞いて、メイクを生かす、パソコンのヘルプデスクを試みようとしている人がいることを話しました。このときの対象者・相手は一般人となります。
同時に、20代以上の引きこもりの人への訪問サポートに現実性がありそうだと再確認をしました。対象者・相手は引きこもりの人です。
これらの向かう先は、前から考えているSOHOの複合型=共同するSOHOになります。個人が単独で挑戦するのではなく、共通の企画部=広報部=事務局をもって、しかも各人が独自の取り組みもするのです。情報センターのサイトが成長しつつあることは、それに現実味のある条件をつくりつつあるように思います。
この日の話を聞きながら頭に浮かんだ実践的なこと。都内の中心部(山手線か中央線沿線の協力関係をつくれる学校の教室)で、当事者の体験発表による訪問型の取り組みと相談会を開くことです。たぶん「引きこもり体験者の引きこもり訪問支援」の内容です。引きこもりの人に体験者が訪問をします。パソコンを一緒にします。メイクの仕方を教えます。…そういうアピールの仕方です。
次の第3回は8月28日、日曜日にはこの発表会を具体化したいと思います。