送られてきた引きこもりの冊子から

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神奈川県立青少年センター青少年サポート課から『ひきこもりーひとりで悩まないで』というA5版16ページのリーフレットを送っていただきました。
このなかにたぶん監修者の山田正夫精神科医のものでしょうが、引きこもりに関する定義づけがあります。
「ひきこもりとは病名ではなく、さまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、
自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態のことをさします」となっています。

このブログで紹介した卒業論文のSさんは、引きこもりを「自らの意志で不安を回避するための措置としてこもったにも関わらず、
何らかの要因に阻まれてそこから自力で社会へ戻ることが出来ないうちに時間ばかりが過ぎていってしまう問題」と見ます。

どちらがより正しいというのではなく、それぞれが正しいと思います。むしろおもしろく感じるのは評価する人、判断する人の価値観や立場が現れているように思います。
その視点に立って、引きこもりに関するいろいろな定義の仕方を集めてみるのもおもしろいかも…と感じました。

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