NPOシゴトノアトリエ代表(レンタル空手家)遠藤一さんから連絡をいただきました。
被災した東北フェアトレード(宮城県石巻市)に応援に行き、その報告です。要旨を掲載いたします。
「 宮城県石巻市では、障害者やニートたち共同生活や、共同事業(お茶や米の育成販売、イベントなど)を行ってきたNPO法人フェアトレード東北が津波被災しました。
http://hikikomori-oasis.tokyo-hp.com/ (公式サイト)
http://www.ningenryokutaisyo.jp/awardee10/index.html (2010人間力大賞受賞)
代表の布施龍一さんは、スタッフたちにも行方不明者が出ている中、震災当日からヘドロの中、利用者の安否を確認しまわり、
現在は利用者のニートたちとともに、水道ガス電気下水がいまだ回復していない今も毎日、各避難所の人たちに刻一刻変わるニーズ聞き取りを続けまわり、届け奔走しています。
現地は道がいまだ舗装されず、周辺はヘドロが乾き、悪臭と塵芥の舞う場所。
各地からの募金は有名で大きなNPOにまわり、フェア東北にはまったくまわってきません。
避難所をまわったり、各地へ仙台から届けに行くガソリンを買うのにも、すべて自腹、持ち出しで行っています。
そんな布施代表や、スタッフ、そして今では被災弱者(高齢の方や女性、子供、障害者など…)への支援者側と化した利用者ニートたちを支援しませんか?
石巻信用金庫 向陽支店 普通 6212877 布施龍一
岩手銀行 石巻支店 普通 2009220 特定非営利活動法人フェアトレード東北代表理事 布施龍一
石巻信用金庫のものは布施さん個人の名義ですが、事実上、フェアトレード東北の日々の支援活動に使われます。
布施さんによると、「岩手銀行はフェアトレード東北の事務所から遠いので、信用金庫をお使いください」とのこと。
地元をよく知り、きめ細かな支援・調査を進めている彼らを支援すれば、避難所の被災者に対する支援活動が継続・拡大できます。
これは、赤十字や自治体など他の多くの寄付や義援金よりも即効性があり、被災者を直接支援できる方法です。
1000円なら、すぐに1000円ぶんのガソリンが買え、それだけニーズ聞き取りや物資運搬が進むのです。
緊急に必要とされている物資です。
☆水 (※ペットボトル可)
☆スクーター(カブ)→車が流された。買う金もない。買い物にも遠くて行けない
☆おかずになる缶詰・レトルト食品 →大量に
☆自転車(中古は不可)→大きい避難所にしか物資として来ない(※被災地はアスファルトが陥没し、水たまりやぬかるんだ泥の多い道も多く、悪路です。
ただでさえ怪我しかねないので、中古はご遠慮ください)
☆新品or中古パソコン(2007年以降の製品)→津波で流された。どこからも情報が入らない
☆乾電池、懐中電灯(LEDのみ。中古不可)→まだ行き渡ってない
☆テント、寝袋、ランタン等キャンプ用品(中古不可)→避難所にいづらいので出たい
☆蚊帳(中古不可)
☆デジカメ →被災証明を取ろうにも、カメラも流された
☆Tシャツ(中古不可)
☆冷蔵庫・冷凍ボックス(2007年以降の製品)→食糧が二日分届いても食べ残してしまう
☆インバーター→車しか残ってないが避難所も21日で出ていけと言われている。
インバーターがあれば携帯の充電も、PCも、髭剃りも何とか使える(中古品は不可)
☆ガスボンベ→カセットコンロようボンベ。都市ガスの復旧のめどが一切立っていないし、市内の商店でも品薄。
〒986-0861
宮城県石巻市蛇田字下中埣14-1 NPO法人 フェアトレード東北
TEL&FAX:0225-94-6883
info@si-tohoku.com
上記の支援物資を「寄贈品」と明記の上、フェアトレード東北まで郵送してください。
また、常時ボランティアも募集しているとのことです。フェア東北ブログのほうを読んでみてください。
http://ameblo.jp/fairtrade-t/
現在は、被災している地元の人たちの支援に奔走していますが、彼らは毎年、ニートや障害者たちとお米(ニート米)やお茶などを作り販売していますが、
被災し、インフラが壊滅している今年も、すでに、できる限りやっていこうともしています。
自腹負担をできるだけ減らしてあげることで、被災支援とともに、彼らの活動の継続も、支援しませんか?