雑談です。これを境にパラダイムシフトが起きるかもしれない、というところから始まったのですが、
Sさんの「こんなときはいちばん初めに影響を受けるんです」というのを話したら、そっちに傾きます。
地震のなかで、引きこもりや、病弱者、精神障害者などは、忘れられる。
それどころはないと見向きもされなくなってしまう…。
被災地では薬がなくなっている、自閉症の人は避難所に入れない、(いつかの地震の時は)ジャマモノ扱いにされていた。
どうやら、楽観的なことはいえないようです。
日本自閉症学会(?)が、避難所における自閉の人への対応の仕方のアピールを出したようです。
わたしは昔見た「ネレトバの戦い」という映画を思い出しました。
アメリカとユーゴスラヴィア合作で、ユル・ブリンナー主演。
ナチス派と闘うゲリラ部隊がネレトバ河にかかる橋での決戦を描いた史実に基づく映画です。
ゲリラ部隊は、“全ての負傷者と全ての住民を”ナチス派から守るために一緒に移動していました。
足てまどいではなく年老いた詩人を“民族の宝”として運んでいました。まさに人民戦争でした。
最も弱い立場の人を守るのが最も民主主義らしい。
今回の被災が“戦争”であるならばこのような“人民戦争”にしたいものです。